パリコレ出張で行くフランス・パリ、それ以上に留学していたニースなんて、コートダジュールの海沿いだから余計に・・・でしたが、欧米では老いも若きもノーブラ天国!です。
それまで寝る時もなぜかふつーにブラ着用(しかもナイトブラとかでなく、普通の笑)だった私・・・フランスでは相当びっくりされました。ま、そこで思考のコペルニクス的転回がありまして、今では帰宅したら速攻で取りますけどね~笑。
でね、下着。
かわいければいい♡と選んでいませんか?レースやリボンかわいさに下着を選ぶのって、高校生くらいまでかな?私もそうだけど・・・ある程度年齢を重ねると、見た目もだけど機能性も重要になってきて。
- オーガニックコットンで肌ざわりがいいもの
- 見た目がステキでつけるだけでうっとりとテンションが上がるもの
- きっちり補正してラインを整えてくれるもの
- 洋服に響かない色・形のもの
このあたりをそれぞれ用途によって、選択するようになりますよね。
・・・で、PRマーケティング的に何を言いたいかといいますと、です笑
最近H&Mにもかわいい下着が売ってます。
わざわざ店舗に行かなくても、通販でさくっと買えちゃいます。
そんな手軽さに押されていたワコールが行った、PR施策について、です。
安くて手軽に買える下着とは逆に、高機能高価格を打ち出すこと。そして長年対面販売をして得たワコール独自の蓄積データを使って、対抗したのです。
具体的には「下着によるエイジングケア」を啓蒙する広報PRをしました
「きちんとサイズの合ったブラをつけないと、バストはどんどん下がる。しかも二度と戻らない」というデータを持っていたものの、その伝え方を知らなかったのですよね、ワコールさん。
ブラの形でぎゅうぎゅうなんとかする(いわゆる寄せてあげて)というのではなくて、きちんと採寸して体に合った下着がエイジングケアになる。「きれいに整えて、予防しようよ」という切り口での広報PRをしたのです。
運動や食からだけでなく、下着からもエイジングケアをするという概念を世間に広めることによって、なんと前年比207%の売り上げになったのです。
商品の「売り・押し」など伝えたい内容を、「伝えたい」お客様に届けるためにはどのようにPRするべきなのか。
すこーしだけ見せ方の切り口を変えるだけで、下着が出しづらかったNHKでさえも、オンエアできるようになるのです。ちょっと自分ブランドの商品サービスに置き換えて、考えてみてくださいねー!
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