世の中には「雑誌を読むのが好きじゃない」方がいるって、ご存知でしたか?!
ま、それは好き嫌いなんだからいても当然なんですが・・・PRコンサルを始めるまで、その事実を知らなくて笑。それってどうなの・・・
私はパリコレプレスと言う職業柄、担当しているブランドの掲載誌やファッション誌だけでなく、ほぼすべての雑誌を隅から隅まで読んでいたのですね。
雑誌を読んでマーケットリサーチすることって、PRする上では欠かせない事なんです。「どの雑誌にプレスリリース送ろうか」と設定したり、競合がどのような魅せ方をしているのか探る、という意味合いもあって。
でもそれって、私にとっては遊びのようなもので笑。「なんか、お給料もらって就業時間内に雑誌読んじゃっててすみませーん。遊んでるんじゃないのよー。」みたいな笑。
プレスになる前も、ファッション誌やインテリア誌など好きなジャンルの雑誌は、それこそ舐めるように見ていて。
ただその時って、マーケットリサーチという頭は全くなくて、「あーこんなお洋服欲しいな」とか「このヒールいいじゃん!」「この着こなしいいな」みたいな、自分の物欲目線が多かったのだけど、とにかく好きで好きで読んでた笑。
だから、雑誌みたいにこーんなにおもしろいもの、みんな好きなんだろう、って勝手に、自然に、無意識に思いこんでたんですよ笑。嫌いな人がいるなんて、1ミクロンも思わなかった。
で、そんな雑誌の好き嫌いから何が言いたいかと言うと。
物を買う時、二種類の人がいる
- 自分で物を選びたい人
- 面倒だから、誰かが選んだものを買いたい人
私は1.タイプ!断然自分で物を選び、それが良ければ人にも薦めたくなっちゃう。
でね、2.タイプの選ぶのが面倒な方に選んでもらいやすくするためにも、ブランディングって必要で。
このタイプの方って、ネットや街中にたくさん物があふれて、情報だらけな今の時代・・・もう選ぶのが嫌になっちゃってるわけですよ。
だからこの選ぶと言う苦痛から解放されるなら、ちょっとくらい高くなっても「いーから選んで!」って気持ちになってる。
そんな方に「なんかいろいろあってよく分からないけど、あなたに任せるわ!」って思ってもらえば、それが集客になるわけです。
物販やパーソナルスタイリストで個人起業しているならまさに、ですよね。「〇〇さんの選んだものなら大丈夫!」とか「〇〇さんが見立ててくれるなら安心!」って思っていただく。
そのためにはお客様が選びやすいような、魅せ方・自分ブランディングが必要になってくるんですよね。そうするとお客さまはもちろん、自分を好きだと言ってくれるお客様が集まる自分も、幸せになっちゃう。
ブランディングってどうすればいいんだろう?と思ったら
まずは「「自分で選べないお客様でも、ついつい選びたくなるように」」いう気持ちで発信してみるのはどうでしょう。俗にいう「お客様目線」なのだけど、「選ぶのが面倒な」お客様目線で発信するの。
そうすると自然と同業から差別化され、それがブランディングになっていきます。「差別化しなきゃ!」という気負いがなくなって、自分自身も楽しくなっていくんですよね。
「あ、これ自己満足だけで選ばれる気持ちないなー」とか「どした~?なんだか辛そう・・・」ながんばってる感なく、お客様も自然と集まり、集客にもつながっていきます。