PRの仕事を長く続けていると、同業他社さんとご一緒する機会もよくあります。意見交換したり、メディア情報を共有したりと、とっても貴重な仲間です。
パリコレプレスの元同僚もフリーランスのPRになったり、PR会社を興したりしていますしね。
先日、初対面のPRパーソンとご一緒する機会があり、すごく驚いた話。
なんだか最初から話がしっくりこないなー、うまく噛み合わないわーと思っていたのだけど、決めのセリフが、これ。
「PRクライアントとの契約が切れる1ヶ月前くらいにテレビに出しておけば、契約更新っしょ〜!(ニヤ)」
あるテレビ番組に出る方法
要は、半年とか1年とかでしているPR契約期限が切れる直前にクライアントをテレビに出して、「すごい!おかげさまで!」とさせておけば、契約は切られることなくそのまま更新される、と言う算段!
しかも聞けばそのテレビ番組、地方局のいわゆる広告番組で、お金を払えば誰でも出られるものじゃないですか。もちろんその費用は別途クライアント持ち、番組からのキックバックも当然あるでしょう・・・。
この手法にだまされた←多くのクライアントを持ち、社員をたくさん抱えるPR会社をやっている彼。
なんだかなー。
情弱で大損しないで
こういうお金儲け主義・情弱から巻き上げようとする会社(PRだけに関わらず)は、残念ながら、存在します。
正直に言います。
「メディアに出られさえすれば、どこでもいい」というわけではないですからね!
大損するのは、金銭面だけではありません。
メディアのパワーは大きいので、おもしろおかしく間違ったイメージをつけられちゃうと、それが一気に拡散します。そしてそれを払拭するのは大変な時間と根気が必要な作業となります。
ここでもセルフブランディング大事!
しっかりとブランディングして、理想とするお客様が視聴しているテレビ番組に出たり、読んでいる雑誌にでないと意味がないのになあ。
そしてメディアに出た後にこそ、やるべきことがたくさんある。
正直お金を払えば、誰でもメディアに出ることができます。が、広報PRというのは、基本無料でメディアに出ることができて、世間にブームを起こすことさえできるのが醍醐味なのですけどねえ・・・。
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モナンジュ ちよでした!
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