大企業でなく小さなショップやサロンのオーナーだったり、コンサルタントなどの個人だからこそ、プレスリリースを作って雑誌やテレビなどのメディアにアプローチするべきっっ!
と鼻息荒くPRコンサルしている私ですが笑、そもそもあなたは何をやっている人でしょうか?
「はあ?!」って思っちゃいましたか?
これ、クライアントでも最初から言える方って、ほとんどいません。法人、起業家・会社員問わず、です。
「会社員」とか「サロンオーナー」とか「個人事業主」のように職業欄に書くようなものではなくて、あなた自身を表現するものです。
自分が何者なのか、端的に表現できますか〜?
- 何をやっている人で
- あなたならでは、あなたにしかない独自性
まとまったかーーーー??(いきなりどした笑?!)

さあ!では今から言ってみてください♡
・・・どうどう?
ワンフレーズできっぱりと、言えたでしょうか?
じつはですね、きのう息子の習い事を見学しながら、メンタリストDaiGoさんの本を読んでいたのです。
今でこそ「メンタリスト」って市民権を得ているけれど、日本でテレビなどのメディアに出始めた当時は「メン・・・ナニソレおいしいの?」だったと思うのです。
今となっては売れっ子のDaiGoさん自身も、当時は「テレビに出たい!」とテレビ局でプレゼンするたび、ディレクターやプロデューサーに「何ができるの?」「どうなるの?」「やっていることがわからない」と言われ続け・・・
なかなかメディア出演にたどり着かなかったそうです。
メディア関係者はほんと忙しいです。そうでなくてもいちいち会いにきた人に時間を取られていたら、自分の仕事ができませんよね。
だからこそ、「私は〇〇です。」と一発で表現できるようにしておく必要があったのに、それができていなかった。
マジシャンでも超能力者でもなく・・・
「科学とロジックで超常現象を再現する、それがメンタリズムです」と決めた途端、テレビ出演が決まり、OA翌日のyahoo!とgoogleの検索語句が2位になり、引っ張りだこになっていったそうです。
個人が雑誌に出たい、テレビに出たいと思ったら必須
- 例えば名刺交換の時
- メディアキャラバンをした時
- 電話をかけた時
- プレスリリースを渡す時
・・・これがあれば、メディア関係者に一瞬で興味を持ってもらえます。
名前の通った大企業と違い、あなたも当時のDaiGoさんのように、何をやっている人かまったくわからない状態でアプローチするわけですからね。
エレベーターピッチの作り方
そしてワンフレーズだけでなく、もう少し実用的に、広げていきましょう!
- 何をやっている人で
- あなたならでは、あなたにしかない独自性
+ - あなたに会うことで、相手が得られるメリット
- 実績や経験
を加えます。メディアに出したいものが、あなたでなく商品やサービスであっても同様です。
これらを30秒以内にまとめたら、最後に「ここで会えます」「コンタクトが取れます」と、相手にしてもらいたい行動を加えます。
- 「取材依頼はこちらです」
- 「メルマガ送っていいですか?」
- 「〇日にセミナーやります」
- 「〇〇のショップで買えます」
のように、「あなたはこうすればいいんだよー」と教えてあげましょう。
これが、秒であなたの思いを伝えることができるエレベーターピッチですね。
わずかな時間で、自分自身や自社のビジネスについて説明すること。偶然エレベーターで乗り合わせた投資家に対し、印象深く、かつ簡潔に自らを売り込む行為を意味し、米国のシリコンバレーが発祥とされる。エレベータースピーチ。エレベータートーク。エレベーターステートメント。 出典:デジタル大辞泉(小学館)
難しい言葉でなく、専門用語もなく、初見でもわかるように・・となると、いつもその言葉に慣れ親しんでいる自分自身では、その内容が実は、意味不明になっていることに気づかないことも多々あります。
私自身も
- 「プレスリリースってなに?」
- 「インフルエンサーって、インフルエンザの仲間?」
と言われて「たしかにー!」ってなったことありますから汗。
だから、エレベーターピッチができたら、必ず周りの「信頼できる」方にチェックしてもらってくださいね。
信頼できる人に改善案をいただいたら、必ず言われた通りに変える、くらいの意気込みで聞きます。

まずは変えてみて、使ってみる。それでもやっぱりしっくりこなかったら、またすぐに変えればいいのだから笑!
どうでもいい人何人かに聞いてぐらっぐらに揺らぐくらいだったら、いっそのこと聞かない方がマシだったりします笑。
そしていつまでたっても定まらなくて使わないくらいなら、意味不明だけど使い続けた方がマシだったりします笑。
メディアPRするためでなくても、営業にも集客にも、お食事会や婚活でも、「エレベーターピッチ」必須ですよね♡
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