私には個人・法人とPRのクライアントがおりまして、どちらも楽しんでやらせていただいているわけですが、法人クライアントと初めて打ち合わせをする場合、
- 「これまでPRは後回しにしてきて・・・」とか
- 「時間がなくて、取材のお問い合わせがあってもスルーしていました」
というパターンがよくあります。
そして個人起業のクライアントで多いのが、「商品の発売がはっきり決まったらPRします!」という方・・・
この気持ちってまあ分からなくはないのですが、実はとってもリスキーなのですよね。
というのも、メディアアプローチするためには「プレスリリース」を書くと思うのですが、大事な商品で一発目のリリースを仕掛けるよりは、その前に練習と言いますか、
大本命の商品でプレスリリースを書く前の、「腕慣らし」ができたらいいなーと思うのですよね。
そうすると、大体のメディアアプローチの流れを「こんな感じでやるのねー」と自分自身に落とし込むことができます。
大学試験日前に、試験会場までのルートを辿っておく、みたいな感じでしょうか。本番を落ち着いて迎えることができます。
それからこれにはもう一つ!メリットがあるのです。
それは、大本命の新商品が発売される前に、メディアとの関係性を作ることができる、ということ。
初対面の方よりも、少しでも顔を知っている方を優先したい気持ちって、誰でもあると思うのです。これは、PRの場合も同じで。
「前回は残念ながら雑誌に載せてあげることができなかったけど、じゃあ今回は・・・」という気持ちは少なからず出ます。
どちらに取材お願いしようかな・・・となった時に、じゃあ今回は以前もアプローチしてくれたからこちらにお願いしよう、って。
アプローチするあなたの方も、前回のことを踏まえて「こんな感じでアプローチしたらいいんだな」とか「あの編集の方、この話から振ったら食いつきそう←」というデータを持っていますから強い。
これって、マインド的にも余裕ができるので、前回以上にすらーっと淀みないトークができるようになっている自分に、驚かれるかと思いますよー!
「発売日をいつにするか」なんて、個人起業だったら自分で決めたらいいことですものね。「○日に発売する」と決めて、そこに向かって商品開発とPRを同時進行させるのです。
そうして一緒にやっていくことで、よりよい商品ができあがる、というのが三番目のメリットです。
PRしていく中で、たくさんの商品を見てきている編集の方と仲良くなり、「今は読者様からこういうのが求められているよ」と行った、レア情報を引き出すことだってできるのです。
メディア側を巻き込んだ商品開発ができれば、「やっと完成!」となった時、一緒になって作り上げてきた編集者は・・・もう載せる気満々!
つまり、雑誌掲載は決まったようなものです笑。
以上、商品の発売が決まってからPRするのでは遅い、3つの理由=商品開発と並行してメディアPRする3つのメリットでした!
まとめると・・・
- 腕慣らしができる
- メディアと関係性が作れる
- より良い商品が作れる
ですね!
魅せる。売れる。
メディアにモテるPRブランディング
モナンジュ ちよでした!