雑誌・新聞の編集部・テレビ局に届くプレスリリースの数は、毎日300-400枚と言われています。
その中から1/300に選ばれて、雑誌に掲載されるにはどうしたらよいのでしょう?
- プレスリリースの体裁?
- 届けるタイミング?
- そもそもどうやって届ける?
・・・・考えられる方法はいくつかあります。
今日はもう少し実践的に、プレスリリースにどんなことを書いたらメディアデビューができるのか、考えてみましょう。
たとえばあなたの商品が、ノートだったとします。
シンプルだけど、上質の紙を使ったちょっとかわいいピンクのノート。ちなみに私は今、同僚のミラノコレクション土産を使っています。私のピンク好きを知っているので、きれいなピンクのモレスキンのノート。この紙質と紙色が好きなのです。
このモレスキンのノートを雑誌に載せて、「もっと多くのお客様に、この良さを届けたいな~知ってほしいな~」と思った時・・・あなたならどうしますか??
プレスリリースを書いて、届けたいお客様が読むであろう雑誌に送りますよね。
4月や9月だったら入学・入社のタイミングで特集が組まれる「文房具特集」とか!チャンスあります。
そしてプレスリリースを書いて、送った。
・・・でも残念ながら、掲載には至らなかった。
\ はい、ここからが重要!!!! /
「うーんダメだったかー。またタイミングを見てリリースを送ろう」
・・・これは、30点。
めげずに「もう一度送ろう!」と思ったのはものすごくえらい♡ほぼ100%の確率で、一度送ってダメだったら諦めちゃいますから。
というか、また送ろうという考えが最初からないように思います。(だけどほとんどの人は、「もう一度プレスリリースを送ろう!」と思っても2度と送らない事実・・・・)
でね、パリコレプレスとして世界基準で働き、10年以上PRのことばかり、もうアホみたいに考えてきた私なら、こうします笑。
ノートをノートとしてアプローチしない。
ノートを当たり前のようにノートとしてプレスリリースを書いて、掲載に至らなかったら・・・ノートとしての見せ方、切り口を変えていくのです。
⇒例えば、
✔ 春のキャンパスデビューファッション特集
手に持っているのはあの、ピンクのノート。
✔ 新学期によくある占い特集。
ラッキ―アイテムは、ピンクのノート。
ほらほら!
まだまだあるよ、ピンクのノートが輝くとき♡掲載できるチャンスーー♡
届けたいお客様像(ペルソナ)に合わせて、「商品の見せ方が変えられないかな」と考えてみるのです。
雑誌やテレビの特集から考えることもあります。
「手書きの重要性~考えを整理したければ、パソコンじゃなくてやっぱり手書きだ!」みたいな特集を提案するの。その手書き特集で、ノート必要だよね?
となると賢いあなたは、こう思うのでは?
「どうしたらそのアイデアが浮かぶの??」これはねー、一朝一夕には身に付かない。
✔ とにかく雑誌を読む。読む読む。毎日毎日2時間は、楽しく読む×10年超。美容院に行っても、もう読む雑誌がないのは当然w。
✔ 何を見てもどこにいても何をしていても「これをブームにするには」って考える。どこに、どのような見せ方をしたらいいのか。無意識で考えてるレベルに達する。
「自分ブランド、どんな見せ方でアプローチしたら響くのかなー??」
って、ちょっと視点を変えて、考えてみてください。