PRブランディングコラム

パリコレフロントロウにマーケティングの縮図を見た!

FASHIONSHOW

何かと話題の前澤氏と剛力彩芽さんが、パリコレ最前列に座ったそうですね。

パリコレのフロントロウに座る(年2回行われる、パリのファッションショーでいちばん前の席に座ること)と言えば、ファッションジャーナリストにとってはかなりのステイタス。

日本では強気で言わせている編集長クラスのジャーナリストでも、その席に座るのは至難の業だったりします。ブランドに今季どの程度大切にされているのか、自分のポジショニングが分かる場面でもあります。

一方ブランド側は、フロントロウにどんな顔を並ばせるかでブランディングしています。前澤氏と剛力さんのような旬のタレントさんが来ていたり、ブランドパワー発信の場でもありますね。

 

なぜそこまでパリコレフロントロウの争奪戦が起こるのでしょうか?

ショー会場のキャパシティにもよるのだけど、まず「日本人席が少ない」というのがその原因のひとつなのですよね。欧米国の占める割合に比べると、アジアは少ないです。

そんな少ないアジア枠の中でも勢力争いがありまして。最近は中国・韓国メディアが幅をきかせてきてねー。そこ、少し前まで日本人席だったよねー・・・みたいな寂しさもあります笑。

つまり、マーケット状況が分かりやすーく反映されるわけです。経済がうまく回っていて、お客様の多い国・売り上げの立つ国には、パリコレでの席も多く割り当てられる。

 

少ないってどのくらい?というわけでランウェイショーでの席数は・・・ブランドの規模によってはどうだろう?パリコレデビューの、まだ規模の小さなブランドだと日本人席のフロントロウで5-6名とかもありましたね。

ステキな教会や5つ星ホテルで開催して、雰囲気、ブランディングはばっちりだけど、なにしろ狭いので仕切りが大変な、運営泣かせ笑!

 

そんな限られたお席だから、

「シーティング」と言ってパリコレに来ていただく方の席決めは、プレスにとっての一大仕事!

パリコレ時期が近付いてくると、まずはジャーナリストからエントリーシートが届き始めます。

そこには「ショーを拝見したいです。パリの〇〇ホテルに滞在するので、そこに招待状を届けてください」みたいなことが記載されています。招待状がないと、ショー会場には入れません。

 

プレスはまとめた参加者リストを見ながら、誰を入れるか?誰をフロントロウに座らせようか?とシーティングしていきます。

ブランド本国から「国ごとに◯席」と島が割り振られてくるので(アジア席は柱の陰、とか見づらい場所だったりする泣)、ポストイットにジャーナリストのお名前をお一人ずつ書き、シートマップ上であっちこっち入れ替えてシュミレーションして決めていくのですよ。

 

これが、時間がかかる!

なぜだと思いますか??

 

ショーが始まるまでの間、もしも苦手な編集長が隣だったら??

どんなにステキなお洋服・演出のショーだったとしても、気持ちよ~く過ごしていただかないと、その印象も悪くなってしまう。

という事は、良い記事も書いていただけない。

今はツイッターでフロントロウからリアルタイムにつぶやかれちゃいますからね、神経使うのですよー笑。

「えー!そこまでこだわるんだ!」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、

PR・プレスは少しでも良い内容の記事を、少しでも多くのメディアに露出させるため、そしてブランドイメージを良く保っていただくために、あーでもないこーでもない・・・と、シーティング用ポストイットを動かしているわけです。

 

個人起業の方のPRコンサルをして思うのは、これ規模は違えど、基本的にはパリコレと何も変わらないなーってこと!

お客様に居心地良く過ごしていただくために、日ごろからしっかりとコミュニケーションを取り、

どんな事が好きで何が苦手なのか、何を期待されているのか・・・を把握しておくことが大切ですよね。

それをメディアPRしていけばいいわけです。

 

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モナンジュ ちよでした!

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